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2014年1月17日 (金)

2014年のWindowsPhoneへの期待と展望 - [WindowsPhone]

2014年年明け早々、このようなニュースが飛び込んできました。

Sony may release a Windows Phone in 2014, according to The Information
http://www.theverge.com/2013/12/31/5260828/sony-may-release-windows-phone-2014

SONY MobileがWindowsPhoneの発売に乗り出すという趣旨の記事です。
2013年は多くのWindowsPhoneが発表された実り多き年でもありましたが、その多くがNOKIAのLumiaシリーズであり、実質的にNOKIAの独擅場となっていました。ご存知の通りNOKIAの携帯電話部門はMicrosoftによって買収されることになっており、このままではMicrosoft自身がWindowsPhoneの販売のほとんどを担うことになり、他部門の売上に頼る現状では大きな負担になりかねません。
Microsoft自身もそれに危機感を抱いたのか、昨年からHTCにAndroidとWindowsPhoneのデュアルブート端末の提案や、インドのmicroMaxやXOLOなどの参入表明などでシェアの底上げを模索していました。この報道では、以前WindowsPhone7端末を製造していたZTEと、かつて試作機がリークされながらも開発が公式に否定されたSONY MobileがあらたにWindowsPhoneに参入する可能性があるというものです。

特にXPERIAのGoogle Play Editionを発売するなど、以前からGoogleと密接な関係にあったSONYがこのタイミングでWindowsPhoneの開発に乗り出していたことは大きなニュースでした。

さらに、この続報として日本でのWindowsPhone発売を含む内容が報道されました。

Sony Mobile to launch WP8 phones, say sources
http://www.digitimes.com/news/a20140106PD210.html

SONYとMicrosoftの協議において、SONYが1~2モデルのWindowsPhoneをはじめに発売し、2~3モデルを追加すること、華寶通訊(Compal communications)によるODM生産供給になること、そして日本市場への投入が報じられました。
日本においては、富士通東芝がWindowsPhoneのトップシェアに君臨し、キャリア販売の100%を独占する世界でも珍しい市場になっており、そこにSONYが参入するとなれば、業界の勢力図が大きく書き換えられることは必至と言えるでしょう。
先の報道において試作機が既に存在するという記述もあり、CES2014での発表も期待されていましたがCESに先駆けて行われた発表会では言及されず、CES期間中にも動きはありませんでした。

Microsoft’s Greg Sullivan confirms that Sony will release a Windows Phone
http://wmpoweruser.com/microsofts-greg-sullivan-confirms-that-sony-will-release-a-windows-phone/

CNETの報道によって、WindowsPhoneのディレクターであるGreg Sullivan氏がSONYがWindowsPhoneを開発していることを確認している旨の発言をしたことが報じられましたが、のちにそれが翻訳ミスであることが発覚しました。
しかし一方でSONY Mobile EuropeのCEO、Pierre Perron氏は、「現在マイクロソフトを含む多くのパートナーと交渉している」と認めました。

Sony confirms talks with Microsoft on releasing a Windows Phone
http://www.phonearena.com/news/Sony-confirms-talks-with-Microsoft-on-releasing-a-Windows-Phone_id51265

発言の中で具体的に言及しているのはMicrosoftのみですが、それ以外のパートナーとの交渉も示唆しており、この発言がそのままWindowsPhoneの発売につながるものではないしにしろ、SONY内部からこうした話が出てくるようになったのは大きな進展と言えるでしょう。

今回、SONYがWindowsPhone発売に名乗りをあげたことで、WindowsPhone8.xを生産するメーカーは初期からのNOKIA、HTC、SAMSUNG、HUAWEIに加え、ZTE、インドのmicroMax、Karbonn、Lava、XOLO、そしてSONY Mobileと一気にメーカーが増えることになります。これらのメーカーがWindowsPhoneに参入すると完全に決まったわけではありませんが、実際に端末が発売されればLumiaシリーズに頼り切っている現状からの脱却が期待されます。

CESも終わり、次のMWCでの新商品の発表が待たれる中PanasonicからWindows Embedded 8 Handheldを搭載した業務用端末が発表されました。Windows 8 EmbeddedはWindows8/Windows Phoneと基本的な部分を同じくしており、昨年8月に撤退してしまいましたがスマートフォンで得た技術を多くフィードバックしているものと思います。PanasonicはCESでも7インチWindows8Proの企業向けタブレットPCを発表しており、Windows製品に積極的に取り組んでいるように見受けられます。
また、Panasonicは2月を目処に、法人向けスマートフォンのグローバル展開に再参入するとの話があり、先ほどの記事とあわせて、「もしかするとこれがWindowsPhoneに」との予想もできるのではないかと思います。

最近でもっともお騒がせな記事だったのが、SONYをはじめ、SAMSUNGやHUAWEIに対し3億から16億ドルの開発資金をMicrosoft側から提供していたという報道です。
その金額は26億ドルにものぼり、SONYには5億ドル、SAMSUNGには12億ドル、HUAWEIには6億ドル、その他のメーカーには3億ドルとされています。

Eldar: Microsoft To Spend About $2 Billion USD For Supporting Other OEMs To Develop Windows Phone Devices
http://wmpoweruser.com/eldar-microsoft-to-spend-about-2-billion-usd-for-supporting-other-oems-to-develop-windows-phone-devices/

しかし、これはソースがTwitterであり、その後「Complete Fiction」と完全に否定されました。

Microsoft calls $2.6 Billion number “complete fiction”
http://wmpoweruser.com/microsoft-calls-2-6-billion-number-complete-fiction/

現在、それ以上の報道は出ていませんが、これらの報道を見る限りSONYがWindowsPhoneの販売に向けて積極的に取り組み始めたことは想像に難くありません。
それが日本で発売されるかどうかは現時点では確実なことはいえませんが、少なくともWindowsPhone発表当時よりは可能性が高まっていると言えるでしょう。

Microsoft、Windows Phone 8スマホの日本投入を当面見送り
http://rbmen.blogspot.jp/2012/10/microsoftwindows-phone-8.html

もし日本で発売されるようなことがあれば、どこのキャリアからの販売となるでしょうか?
WindowsPhone販売の実績があるauが有力ですが、SONYやSAMSUNG(アジア圏でWPを出すつもりは毛頭ないようですが)と密接な関係にあるdocomoの可能性もあります。
docomoといえば16日、突如Tizen搭載スマートフォンの発表を無期限に延期しました。

NTTドコモ、Tizenスマホの導入を当面見送ると公式発表
http://rbmen.blogspot.jp/2014/01/ntttizen_16.html

iOS、Androidに続きWindowsPhoneを差し置いて「第三のOS」と持て囃されていたTizen搭載のスマートフォンは、以前から2014年初頭の発表が予想されていましたが、発表予定当日になって「当面見送る」ことを発表しました。
ここにWindowsPhoneが滑り込むのではないか、との見方もありますが、Tizenの延期理由に「モバイル市場を取り巻く環境の変化に鑑み」とあるため、OSの種類によらず新規で採用しないという意味にも捉えられます。


視点を世界に向けてみると、WindowsPhone8は来るべきWindowsPhone8.1に向けて大きく進化しようとしています。

NOKIAはLumia630・635・1525・1820の発表を予定しています。
630はWindowsPhoneでは初となるデュアルSIM機で、3G回線の同時待ち受けが可能です。また、Update3でFHD解像度・SnapDragon800がサポートされたのに続き、1525/1820では2k解像度になりSnapDragon805を搭載するなど、ハードウェア面でAndroidの最新機種に決して引けをとらないようになりました。
SAMSUNGは5インチFHDの、ATIV Sに続く同社のWindowsPhoneにおけるフラッグシップモデルをテスト中で、SM-W750Vという形式だけが判明しています。
HUAWEIはHD解像度のW3とFHDのWQ5を発表予定の模様。
これらの機種の多くは2月のMWC2014で発表されると見られています。SONYやZTEをはじめ、これからWindowsPhoneに参入しようとする企業の動向にも注目です。

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